第2週・1時間目 1章-章扉p.12-13


1 気温を表すときに使われる「ー」に着目し,その意味を理解することができる。
2 身のまわりにある「ー」の付いた数に関心をもち,その意味について考えることができる。
「-」の付いた数の例として,天気予報などで見かける日本各地の今日の最高気温と前日差を提示している。気温そのものが「-」の付いた数であったり,前日差に「-」の付いた数が使われたりしているが,その違いが基準の違いであることに生徒が気付くような活動からスタートするようにしたい。その際,「-」の付いた数とはどんな数なのかについても,多くの考えや理解していることを発言できるように進めていきたい。
なお,前日差とは前日との違いであることに留意して,指導に当たりたい。また,気温以外の例として,海抜やサッカーの得失点差,競技場の風の強さなどの例を取り上げている。生徒が興味をもって取り組めるよう,活かしていきたい。
小学校 4 年の理科で, 0 °Cより 3°C低い温度は「-3°C」のように表し,「零下3 度」または「マイナス 3 °C」と読むことを学習している。
ここでは,まず日本各地の気温を概観し,南から北へ行くほど最高気温は低くなる傾向があることを読み取る。そして,いくつかの地点について,どのような情報が天気予報として与えられているのか読み取るようにしたい。その際,青森と仙台の-3や,広島と仙台の 0 の違いについて,しっかりと区別できるようにしたい。
画像で補充問題と答え
